ようこそ「理想の家を建てたい!」へ
はじめまして。
当サイト管理人のイエ子です。
我が家は最終的に注文住宅で家を建てましたが、
マイホームを手にいれるまではやるべき事が山積みで、
金銭面だけでなく労力面でもまさに「人生の一大事業」でした。
家づくりを考えはじめると
「どんな家に暮らそうかな?」
「こんな設備が欲しいな」
「どんな間取りにしようかな」
と胸がわくわく躍るのと同じくらい、
「いい土地は見つかるかな?」
「住宅ローンはいくら借りられるかな?」
「家づくりはどこに頼もう?」
など多くの不安を抱くようになります。
ただマイホームを手に入れた今は、愛着の湧く家で快適に暮らすことができ、毎日が楽しいです。
この記事では、これから「家づくり」や「注文住宅」を検討されている方に向けて、
我が家が実体験を通して学んだ「理想の家を建てるために一番大切なこと」をお伝えしていきます。
注文住宅で家を建てるまでの7ステップ
【都道府県別】注文住宅の費用相場
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お役立ち記事まとめ
なぜ家を建てようと思ったのか
私たち夫婦は結婚当初からマンションで暮らしており、子供も2人(長女と長男)授かりました。
子供達のためにも教育には力を入れてあげたいと夫婦で思っており、
それならば学区の問題もあるので、
「上のお姉ちゃんが小学校に入学するまでには、教育環境が充実している地域に引っ越したいね。」
と話し合っていました。
そして子供達が成長するにつれ、当時住んでいたマンションが手狭になってきたのを感じ、
「そろそろマイホームが欲しい」と思うようになりました。
しかし夫としては別の賃貸マンションに引っ越すつもりだったらしく、
最初のうちはお金のこともあってマイホームに乗り気ではありませんでした。
理想の家づくりのためにも、そしてもちろん資金面的にも、夫の協力は必要不可欠。
そこで…
知ってる?
今、30代の人たちの75%が、家を買おうと考えているのよ。
え、そうなの?!
さらに、知ってる?
今、30代の人たちの40%がすでに家を購入しているのよ。
うなんだ!
そういえば同僚のSも遂に家を買ったって言ってたな。
住宅ローンも今なら低金利だけど、またいつ上がるか分からないわ。
たしかにローンを組むなら、返済期間のこともあるし、早くしないと月々の返済が大変かもな。
でも子供達の教育費も蓄えていく必要があるのに、ローン生活って大丈夫かな…。
金利の低いところを探すから、資金計画を一緒に考えましょう。
そういえば、趣味の部屋が欲しいって言ってたわよね。
それはそうだけど…。
いずれ家を買うつもりなら、早い方が良いのかな…。
うん!うん!
理想的なマイホームをお得に手に入れるにはどうしたらいいのか、ひとまず情報収集だけでも始めてみない?
よし!
じゃぁ、家を買うことを本格的に検討してみようか。
こんな風に「あの手」「この手」で夫にも家を建てることに興味を持ってもらいました。
マイホームを購入する方法は7つある
一口に「マイホーム」と言っても、手にいれる方法は7つあります。
- 注文住宅で家を建てる
- セミオーダー住宅で家を建てる
- 建築条件付き土地を購入する
- 建売住宅を購入する
- 新築マンションを購入する
- 中古住宅を購入してリノベーションする
- 中古マンションを購入してリノベーションする
いざ情報収集を始めると、私が興味を持っていた1〜4だけでも知らない事柄が沢山あり、下調べは正直大変でした。
ただ人生一度きりの大きな買い物なので、妥協はできません。
というか絶対に後悔だけはしたくありません。
夫を説得した手前、私自身が主体となって注文住宅の情報サイトや図書館などをフル活用して情報収集にあたりました。
なぜ注文住宅にしたのか
我が家は最終的には注文住宅で家を建てましたが、もちろん最初から注文住宅でと決めていた訳ではありません。
むしろ「注文住宅は高い」というイメージがあったので、パンフレットを眺めるだけのつもりでした。
でも、ふと思い出したんです。
実家は建築条件付き土地で家を建てたのですが、結局その工務店が倒産してしまって、
「家のメンテナンスを相談できる相手がいなくなってしまった」
と母が嘆いていたことを。
また間取りが8割決まっていたので、実際に生活をしてみると我が家のライフスタイルでは不便な点も多々ありました。
特に当時は共働きだった両親と学校へ行く私は、家を出る時間が被っていました。
毎朝バタバタと家を出る準備をするにあたり、キッチン〜洗面所〜トイレ〜玄関〜廊下の動線がマッチしておらず、何度もすれ違い様にぶつかりそうになっていました。
こうして過去の住まいについて振り返って見ると、
間取りが大枠固まっているセミオーダー住宅、建築条件付き土地、建売住宅、新築マンションには魅力を感じなくなってきました。
「家」に「暮らし」を合わせるのではなく、
「暮らし」に「家」を合わせたかったのです。
またリノベーションも、間仕切り壁を撤去して構造体だけの状態で内装工事を行うスケルトンリフォームはありますが、施工面積が家全体に及ぶので費用はそれなりにかかります。
このように情報を整理していくと注文住宅が魅力的に感じ、
「どうしたら我が家でも現実的に注文住宅で家を建てられるようになるか調べよう」
と考え方が変わりました。
誰に注文住宅を依頼するか
マイホームは注文住宅でと方向性が決まったら、次は誰に注文住宅を依頼するかも調べる必要があります。
注文住宅会社としては
- ハウスメーカー
- 設計事務所
- 工務店
の3種があり、それぞれ特徴があります。
もちろん金額は各社によって異なりますし、アフターケアの充実度も変わってきます。
親身に相談にのってくれるところがあれば、営業心が見え見えのところもあります。
ここでも営業のよくある値引きトークにのせられることなく、慎重に業者を見極めていく必要があります。
なぜ設計事務所にしたのか
ハウスメーカーや工務店の資料も色々と取り寄せ相談しましたし、週末になったら住宅展示場にも家族で出向きました。
そんな中、私たち家族の「想い」を汲み取って、良き相談相手になってくれたのが設計事務所だったのです。
「こんな家に暮らしたい」という理想は私たち夫婦にもあります。
子供達もいっちょまえに「こんな部屋が欲しい」と希望を持っています。
でも誰もが最初からその理想や希望を「言語化」できるわけではありません。
「なんか思っているのと違う。でもどこが違うのかと聞かれたら説明できない。」
こんな風に、言葉で上手く表現はできないけれど大切にしたい我が家の理想にじっくりと耳を傾け、形にしてくれたのが設計事務所だったんです。
コストに関しては、もちろん設計費がかかるので、建売住宅を購入するよりも高くなります。
ただプロの目で安心できる施工会社を手配してもらえますし、
事前に予算面もきちんと相談しておくことで、材料の仕入れや業者選定などでコスト削減の対策を提案してもらえました。
そして何よりも自分たちの満足できる家づくりができました。
理想の家を建てるために一番大切なこと
マイホームを手にいれるまでは、やるべき事が本当に沢山あります。
知らない専門用語も多々出てくるので、その都度、確認作業も大変です。
それでも今言えることは
「納得できるまで情報収集しておいて良かった」
ということです。
「もし情報収集を途中で投げ出して、妥協して家を建てていたら、今頃どんな想いを抱きながら暮らししていただろう…」と想像してしまいます。
理想の家の形はそれぞれの家族によって異なります。
我が家にとっては注文住宅でしたが、
ある家族によっては建売住宅、
ある家族によってはリノベーションが最適かもしれません。
そこに唯一の正解はありません。
ただ大切なことは「納得できているか」この1点につきます。
そのためにも情報収集はやりすぎることはありません。
時にはこの情報収集が原因で夫婦喧嘩をしたこともあります。
「AとBどっちが良いと思う?Aは〇〇な点が良いんだけど、Bの〇〇も良いと思うんだ。」
「そんなの、どっちでも良いよ。好きに決めなよ。」
「そんなのって何!私たちのマイホームのことなんだから、もっと真剣に聞いて!」
こんな風に、一生懸命下調べした結果を伝えても、夫は適当な相槌ばかり、ということもありました。
でも話が具体的に進むに連れて、夫もどんどん協力的になり、子供達も内装の色選びなどは楽しそうに参加してくれました。
こうして時には喧嘩しながらも家族みんなで「納得するまで」家づくりに取り組んだことで、愛着の湧くマイホームを手に入れることができました。