生活と趣味どちらを重視?間取りを決める際におすすめの理想の家ノート

注文住宅で家を建てるための7ステップ

  1. 資金計画を立てよう
  2. 間取りをイメージしよう
  3. 構造や性能を考えよう
  4. 土地を購入しよう
  5. 依頼先を探そう
  6. 設計・工事を依頼しよう
  7. 住宅ローンを申し込もう

理想の家の条件とは?

あなたの理想の家はどんな家ですか?

こう質問されて即答できる方は少ないかもしれません。

また、100人が100人、違う答えをするでしょう。

そう、人によって「理想の家」は異なります。

言葉で明確に説明できる方も少ないかもしれません。

そこで、一度、家について要望を全部ノートに書き出しきることが大切です。

この段階では、誰に遠慮する必用もありません。

予算も土地の広さも無視して、ただただ希望や要望を『理想の家ノート』に書き出していきます。

「寝転がって星空が見える天窓がほしい」
「洗濯ものがカラッと乾く南向きのベランダがほしい」
「ジャグジー付きのお風呂がほしい」

こうして要望を書き出しきってから、ようやく家づくりの優先順位をつけていきます。

この段階でも、まだ予算のことは考える必要はありません。

それよりも今までの暮らしを振り返り、「その要望は、現実的な希望なのか、単なる憧れなのか」を判断していくことが大切です。

小さい頃に住んでいた実家
毎年夏休みに訪れた田舎のおばあちゃん家
一人暮らしをはじめた家
よく遊びに行った友達の家

などの記憶をたどり、気に入っていた点、使いにくかった点を書き出していきます。

こうして一つ一つ書き出してみることで、自然とあなたが家に求めているものが見えてきます。

使いやすい家が「いい家」だというのは思い込み

いい家の基準は、住む人によって全く違ってきます。

たとえば

  • 生活面を重視するのか
  • 趣味を重視するのか

によっても大きく変わってきます。

奥さんは家事導線を考えて生活面を重視するかもしれませんが、旦那さんは趣味を満喫できる家にしたいと思っているかもしれません。

このようなズレが夫婦間であると、ハウスメーカーや設計士さんとの打ち合わせは滞りがちになりますし、いざ家が完成しても、どちらかは満足のいかない家になってしまう恐れがあります。

まずは「あなたにとって」いい家はどんな家なのかを明確にしておきましょう。

そして家づくりでは途中で色々と選択・決断を迫られる時が多々ありますが、迷った時は、この最初に書き出した『理想の家ノート』を読み返してみてください。

あなたの理想の家を叶えてくれるハウスメーカーの資料を取り寄せてみる→

家族の性格や生活パターンを見つめ直す「理想の家ノート」

理想の家を建てたイエ子

理想の家を建てたイエ子
『理想の家ノート』の作り方に決まりはなく自由なのですが、もし良かったら我が家の作り方を参考にしてみてください。

我が家では

  1. 家族の性格や生活パターンから考える
  2. 場所別の要望(広さ、位置、収納)

の2方向から考えてみました。

1)家族の性格や生活パターンから考える

起床時間は?
就寝時間は?
家で仕事や勉強はする? する場合、具体的にどんな仕事や勉強をする?
料理はする? する場合、得意料理は?
好きな家事は?
苦手な家事は?
休日の過ごし方は?
外出は多い?
趣味は?
幸せだと思うのはどんな時?
好きなもの(こと)は?
嫌いなもの(こと)は?
家族と一緒に過ごすことは多い?
食事を家族と一緒にすることは?
お酒は飲む? よく飲む / 時々 / 飲まない
来客は多い? 多い / たまに / あまりない
宿泊客は多い? よくある / 年に一度くらい / ない
ペットはいる?
持ち物は多い? とても多い / 多い / 普通
具体的にどんな持ち物が多い?
ちょっと特殊な持ち物はある? 形状が変わっていたり、保管に神経を使うものなど
収納で特にこだわりたい部分は?
家以外で好きな場所は?
家の中で好きな場所は?
インテリアへの関心度は?

2)場所別の要望(広さ、位置、収納)

今の家の気で入っているところは?
今の家で不満なところは?
外観の希望は? 全体のイメージ、色、素材、屋根、外壁、窓など
内装の希望は? 全体のイメージ、色、素材、床、壁、天井、収納など
玄関の希望は? 靴の数、傘の数、ベビーカーの有無、広さ、採光など
浴室の希望は? 広さ、採光、鏡、浴槽、暖房機能、乾燥機能、追い炊き機能、床や壁の仕上げなど
洗面所の希望は? 広さ、採光、収納、洗面台、床や壁の仕上げ、洗濯機の他に乾燥機も置くかなど
トイレの希望は? 暖房便座機能、ウォシュレット機能、収納、床や壁の仕上げなど
居間の希望は? 広さ、ソファーやテーブルなど家具の持ち込み、収納、床や壁の仕上げなど
キッチンの希望は? 広さ、カウンターの材質、シンクの大きさ、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、電気ポット、コーヒーメーカー、オーブン、食洗器、食器の量、調理用品の量、食材置き場、床や壁の仕上げなど
寝室の希望は? 部屋タイプ(洋室・和室)、広さ、家具、ベッド、採光、音(騒音)、テレビ、就寝時に読書するかなど
クローゼットの希望は? ウォークインクローゼット、寝室内収納、洋服の量、洋服以外の収納スペースなど
家事室の希望は? 要 / 不要 / スペースがあれば欲しい
子供部屋の希望は? 広さ、家具、ベッド、採光、音(騒音)、収納、(教育上)心掛けたいことなど
その他個室の希望は? 部屋タイプ(洋室・和室)、広さ、採光、家具、収納など
収納の希望は? 何を、どのくらいの量、収納する?
車庫の希望は? 車、バイク、自転車、所有台数や将来の予定など
庭・テラスの希望は? 全体のイメージ、色、植えたい花や木、照明、庭仕事への関心度など
門・塀の希望は? ポスト、表札、塀、目隠し、防犯対策など
自分でメンテナンスをするのは好き?
環境問題への関心度は? 省エネ、自然エネルギーの利用、自然素材の使用など

『理想の家ノート』をもとに、間取りを書き出すのも楽しい

本格的な間取りはプロの設計士さんにお願いしますが、書き出した『理想の家ノート』をもとに、「間取り」を考えるのも楽しいです。

ただ窓の大きさやキッチンの収納などは具体的なアイデアがたくさん浮かぶけれど、家全体のまとまりや配置となると、私たち素人ではなかなか思い浮かばないものです。

そこで間取りを考える際におすすめの方法が、大まかな間取りでエリア分けをする「ゾーニング」です。

絵が下手でも大丈夫です。

なぜなら、写真のように○で囲みながら間取りを考えていくだけだからです。

「必要な部屋を、何階にどのくらいの広さなら割り当てられそうかな?」
「階段の位置は?」
「駐車スペースや駐輪スペースも確保しなきゃ」

と楽しみながら相談していきます。

ゾーニングする際は

  1. パブリックゾーン(リビング、ダイニングなど)
  2. プライベートゾーン(寝室、書斎、子供部屋など)
  3. サービスゾーン(キッチン、浴室、洗面所、トイレなど)
  4. 移動ゾーン(玄関、廊下、階段など)

と、まずはグループ別に考えてみて、

その次に、互いの関連性を考えながら、それぞれの配置を考えるとやりやすかったです。

家族の要望をいろいろ盛り込んでみてください。

理想の家を建てたイエ子

理想の家を建てたイエ子
楽しみながら「おおまかに」書き始めることがポイントです。

 

もし今使っているお気に入りの家具があるのなら、その家具の写真をノートに貼りつつ、考えてみるのも良いです。

いざ建築士さんに要望を伝える際には、あなたの好みをきちんと理解してもらう助けになりますし、その家具に合わせたデザインをしてもらうことも可能だからです。

書き出す3つのメリット

「ノートに書きだすのは面倒…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、書き出すことには3つのメリットがあります。

  1. 漠然とした要望が整理されて明確になる
  2. 依頼先に要望を伝えやすくなる
  3. 予算オーバーした際に、コスト削減をする部分の優先順位の基準にもなる
タクミとイエ子

タクミとイエ子
まずは「あなたにとっての理想の家はどんな家なのか」楽しみながら考えてみてください。

あなたの理想の家を叶えてくれるハウスメーカーのカタログを取り寄せてみる→

 


←前のステップへ

次のステップへ→