注文住宅でマイホームを建てると決めたら、まずはカタログを集めて情報収集をしないとね。
そうだね。今は無料で注文住宅の一括資料請求ができるから便利だよね。
でもどの資料請求サイトがおすすめなのかな?
しつこい営業の電話がかかってきたりしないかな…。
実は、それぞれのサイトには大きな特徴の違いがあるから、目的に合わせて選べるといいわね。
また営業電話を阻止すべく、事前に取れる対策もあるので、合わせて伝えていくわね。
注文住宅を建てるために資料請求をしたいけれど、
- それぞれの資料請求サイトの違いは?
- 資料請求をしたら、しつこい営業電話がかかってくるのでは?
- カタログを請求するときの注意点はあるの?
と、不安や疑問を抱えていらっしゃいませんか?
そこで本記事では「【目的別】おすすめ注文住宅の一括資料請求サイト」と「カタログ・見積もり請求で失敗しない方法」をご紹介します。
注文住宅の一括資料請求サイト選びの落とし穴
注文住宅に限らず、世の中には無料の一括資料請求サービスが沢山あります。
しかし単に「選択肢の多さ」から選んでしまうと、比較検討に手間がかかり、次第に検討すること自体が億劫になってしまえば、むしろ逆効果です。
特に注文住宅の場合、その性質上、比較検討にはかなりの時間を要します。
例えば、引っ越し業者の一括見積もりであれば、基本的に「金額」と「希望日時」さえ合えば、どこにお願いするかを決めることができます。
しかし注文住宅の場合、「金額」や「間取り」だけで判断するのは危険です。
手抜き工事を行えば、注文住宅でも簡単に値段を下げることができてしまいます。
- 工程や期間、材料の違いなど、差額に関係してくる部分はどこか
- 本体工事費だけでなく、別途工事費も記載されているか
- 自己資金の準備や住宅ローンにも関係してくる支払いのタイミングはいつか
- 万が一に備えての保証や補償はどうなっているのか
など、一生安心して暮らす家を手に入れるためには、比較検討すべきポイントが多項目にわたります。
そのため注文住宅の一括資料請求サイトを活用される際は、選択肢の多さに惑わされず、最後まで検討しきれる社数に絞り込みやすいサイトを選ばれるべきです。
追加での資料請求は、後からいくらでもすることができます。
注文住宅の資料請求サービスを比較してみました
ライフルホームズ | スーモ | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社LIFULL | 株式会社リクルート |
利用料金 | 無料 | 無料 |
手軽さ | ◎ | △ |
掲載数 | ○ | ◎ |
見積もり | × | × |
特徴 | 東証一部上場企業なので安心 | 知名度が高い |
非常に使いやすい | 工務店も多数掲載されている | |
ハウスメーカーや工務店を絞り込みやすい | 検索条件が非常に細かい | |
こんな方におすすめ | 初めて情報収集をされる方。 選択項目や入力項目は少ないのが良い方。 まずは手軽に資料請求をしたい方。 |
建築工法や素材など、細かなこだわりがある方。 ゆっくりと腰を据えて比較検討をする時間がある方。 |
初めての注文住宅の資料請求なら、ライフルホームズがおすすめ
ライフルホームズ(LIFULL HOME’S)をおすすめする3つの理由
イエ子がイチオシな注文住宅のカタログ一括資料請求サイトはライフルホームズです。
理由は次の3つです。
- 東証一部上場企業なので安心
- 非常に使いやすい
- 希望する条件のハウスメーカーや工務店を絞り込みやすい
1)東証一部上場企業なので安心
ライフルホームズは東証一部上場企業の「株式会社LIFULL」が運営しています。
「住まい探しの名探偵ホームズくん」というキャラクターや有名女優を起用してのテレビCMも流れているので、一度は目にされたことがあるのではないでしょうか?
知名度が高く、何よりも東証一部上場企業ということは、それだけで一定の社会的信用を得ている証となります。
マイホームは一生に一度の大切な買い物なので、安心して利用できるサイトがいいですよね。
何事も「有名な会社だから良い」というわけではありませんが、大切な個人情報を一部預けるわけなるので、その意味では、東証一部上場企業は信用に値し、安心して利用できました。
2)非常に使いやすい
またライフルホームズは、非常に使いやすいサイトです。
- 予算から
- 人気テーマから(例:ローコスト住宅、平屋、高断熱住宅、輸入住宅など)
- 希望エリアから
の3タイプから、条件に合うハウスメーカーや工務店を絞り込めます。
知識がないと選びにくい細かすぎる条件選択項目はありませんし、他サイトと比べても入力項目が少ないので、手軽にカタログ請求をすることができます。
夢のマイホーム計画はただでさえ体力を使いますので、無駄な労力を省けます。
まだ注文住宅の情報収集をはじめたばかりで、予算の目安がつきにくいなら、「人気テーマ」や「希望エリア」から絞り込み始めるのがおすすめです。
3)希望する条件のハウスメーカーや工務店を絞り込みやすい
ライフルホームズはさすが大手の不動産情報サイト。
大手ハウスメーカーだけでなく、地域密着型の工務店もたくさん掲載されています。
しかし、むやみやたらに候補に出てくるのではなく、例えば希望の建築エリアが営業エリア外ならきちんと除外されているなど、条件に合わせてしっかりと絞り込まれた上で表示されます。
そのため未知のハウスメーカー・工務店と巡り合えるだけでなく、比較検討も大変しやすいです。
【注文住宅】ハウスメーカーの一括資料請求 5つのメリット
注文住宅の一括資料請求サービスを利用するメリットは5つあります。
- 一度に複数社のカタログを取り寄せられるので、一社一社に問い合わせる手間がかからない
- ネットで24時間いつでもカタログ請求ができる
- 聞きたくない営業トークを聞かなくて済む
- 対応の速さなど、各ハウスメーカー・工務店の対応を比較することができる
- 無料で利用できる
住宅展示場やモデルハウス見学会などに行くと、不要な営業トークを聞かされたり、営業の方にずっと付いて回られ、「新築はいつ頃ご予定ですか?」「ご予算は?」なんて質問攻めにされます。
貴重な休日に次々とモデルハウスを見て回りたいのに、ダラダラと営業トークをされるのは困りますよね。
何か相談したいことがあるのなら話は別ですが、ひとまず注文住宅のカタログが欲しいだけなら、無料の一括資料請求を利用した方が、時間も、手間も、ストレスもかかりません。
自社の案内パンフレットだけでなく、間取りプラン集や施工事例集なども同封してくれるところもあるので、家づくりの参考になります。
【注文住宅】ハウスメーカーの一括資料請求 3つのデメリット
注文住宅の一括資料請求サービスを利用するデメリットは3つあります。
- (請求した社数にもよるが)数日後に沢山のカタログが届くので、比較作業は大変
- カタログ内に、坪単価や価格など、金額面の詳細はあまり載っていない
- 営業電話がかかってくることがある
カタログ・パンフレットの管理方法
前半にもお伝えしましたが、注文住宅は検討すべき項目が多く、カタログの比較作業は決してラクではありません。
またカタログの充実度は各社によってバラバラですが、資料がたまってくると、整理が大変になってきます。
例えば、各社が「カタログ・間取りプラン集・施工事例集・家づくりの読み物」という4点セットを送ってくると仮定した場合、20社に資料請求をしたら、4冊×20社=80冊が届くことになります。
途中から「どのハウスメーカーから届いて、どのハウスメーカーから届いていないのか?」が分からなくなってきますので、「資料請求したハウスメーカーのリスト」を作ってチェックされると良いです。
そして全部の資料を残しておく必要はありませんので、好みが合わないハウスメーカーの資料はどんどん捨てていくと管理しやすいです。
カタログだけだと予算・坪単価・価格が分かりにくい?
注文住宅のハウスメーカーを選ぶ先、やはり金額はすごく気になる部分ですよね。
しかし注文住宅は、敷地面積や間取り、設備などによって金額が大きく変わるオーダーメイド商品のため、正直、金額的な部分についてはカタログ請求をしても分かりにくい部分があります。
でもライフルホームズなら「予算から」カタログ請求する会社を絞り込めますので、「カタログを送ってきた会社 ≒ 価格面はほぼクリア」というわけです。
もちろん採用する設備などによって価格が変わりますので、最終金額はしっかり見積もりを取るまでは分かりませんが、カタログ請求の段階ではザックリとした予算に合えば、検討候補になり得ますよね。
しつこい営業電話を防ぐためにできる事前対策
多くの方が一番心配されていることは、「しつこい営業の電話がかかってくるのではないか」ということだと思います。
ちなみに我が家の場合、資料請求後の電話営業は8%(25社中2社)という結果でした。
資料請求 | 25社 |
電話営業 | 2社 |
メール営業 | 5社 |
8%(25社中2社)という数字に対して、多いと思われるか、少ないと思われるかは人ぞれぞれかと思いますが、我が家的には「対策が功を奏した!」と捉えています。
ハウスメーカー側もお仕事ですから、我が家の場合、メール営業についてはある程度は受け入れるしかないというスタンスでした。
メールの場合、興味がなければ削除すれば良いだけなので、さほど気にならないからです。
一方、電話営業は何かと面倒な部分がありますよね。
そこで我が家の場合は、問い合わせの自由記入欄に「電話や訪問の営業はNG」「メールでの連絡を希望する」の2点をはっきり記入しておきました。
結果、電話がかかってきたのは2社だけとなり、その電話内容も、「無事に資料はお手元に届きましたでしょうか?」という確認と簡単な挨拶であっさり終わりました。
また電話口で「今後はメールで連絡してほしい」旨を伝えたところ、営業の電話は一切かかってこなくなりました。
誰もが簡単にクチコミを発信できる今、知名度の高い大手ハウスメーカーも、地域密着型の工務店も、悪い評判が立つような営業はしないものです。
もし、それでも電話営業をかけてくるようなら、「不誠実な会社」と判断しましょう。
ちなみに住宅展示場へも行ったことがありますが、やはり住宅展示場へ行った後の方が、たくさんの営業電話がかかってきました。
「まだ注文住宅の購入を考え始めたばかりの方」や「しつこい電話営業は得意じゃないという方」は、やはりライフルホームズでカタログ一括請求をするのがおすすめです。
カタログが届いたらチェックしたい2冊
ハウスメーカーのカタログというと
- 会社案内
- 総合カタログ
- テクニカルガイド
- 商品カタログ
- プラン集
- インテリアカタログ
- エクステリアカタログ
- 住宅設備機器カタログ
など1社で様々なタイプのカタログが用意されています。
色々と目移りしがちですが、この中で読むべきカタログを厳選するとしたら
- テクニカルガイド
- 商品カタログ
の2冊です。
なぜならカタログが届いたら読み解きたい部分は
- そのハウスメーカーの強みは?
- あなたはどんな家が理想なのか?
- その理想の家づくりを得意とするハウスメーカーはどこなのか?
の3点だからです。
テクニカルガイドで注意して読むべきポイント
テクニカルガイドには、それぞれのハウスメーカーの基本となる技術や性能が詳しく解説されています。
いわば各ハウスメーカーの「標準仕様の解説書」なので、目を通しておくと安心です。
そして当然、自社の強みをこれでもか!と記載しています。
逆を言えば、カタログに記載されていないことは、その会社の「自信のないこと」だったりします。
技術や性能を解説したテクニカルガイドというと、難しそうに聞こえるかもしれませんが、安心してください。
各社のテクニカルガイドを取り寄せてみると分かるのですが、極端な言い方をすると、書いてあることは大体同じです。
なぜなら2×4工法ならば2×4工法で、ハウスメーカーが違ったところで、理論上は基本的な性能は変わるものではないからです。
特に基礎構造は「布基礎」か「ベタ基礎」を基本としているので、それほど大差はありません。
そのためテクニカルガイドは参考程度に目を通すだけで十分です。
商品カタログの読むべきポイント
家づくりを始めるにあたり大切なのは
- あなたはどんな家が理想なのか?
- その理想の家づくりを得意とするハウスメーカーはどこなのか?
を知ることです。
そして商品カタログは「あなたが好きな家の傾向を見い出すため」に最適な資料です。
商品カタログには、おしゃれで素敵な外観・室内の写真が並んでいますので、
- 商品カタログを見て「これは好き、これは嫌い」と直感的に写真を選別する
- 「好き」に選別された写真が何枚あったか、各ハウスメーカーごとに数える
- 上位3社はあなたと好みが似ているので、一度相談をしてみる
という流れで、実際に相談してみるハウスメーカーを厳選していくのがおすすめです。
目的に合わせて注文住宅の一括資料請求サイトを使い分けよう
注文住宅を建てるにあたり、カタログ請求は「誰もが通る道」です。
目的に合わせてサービスを使い分け、組み合わせることで、あなたの希望に合ったハウスメーカー・工務店と効率よく巡り合ってくださいね。
→それなら3ステップで絞り込め、入力項目も少ない、「ライフルホームズ」が最適。
→それなら検索条件を細かく指定でき、100社近いハウスメーカー・工務店から絞り込みができる「スーモ」が最適。