【注文住宅を建てる7ステップ】
- 資金計画を立てよう
- 間取りをイメージしよう
- 構造や性能を考えよう
- 土地を購入しよう
- 依頼先を探そう
- 設計・工事を依頼しよう
- 住宅ローンを申し込もう
住宅ローンの申し込み先を決める際の必須確認7点
住宅ローンを申し込む前には、
- 融資金額
- 返済期間
- リスク
- 借入条件
- 利息
- 返済条件
- 手数料
など、必ず金融機関からローン商品や契約について説明を受けます。
返済は長期間にわたりますし、金額も大きいので、不明な点は必ず明確にしてから契約します。
住宅ローンの申し込みから融資を受けるまでの流れ
住宅ローンに関するスケジュールは、利用する金融機関やローンの種類によって異なるので、事前に把握しておく必要があります。
ここでは、一般的な住宅ローンの申し込みから融資までの流れをご紹介します。
家づくりの流れ | 主な手続き | |
---|---|---|
1 | 設計 |
|
2 | 住宅ローンの申し込み |
|
3 | 施工会社と契約 |
|
4 | 着工 |
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5 | 上棟 |
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6 | 完成 |
|
7 | 引越し |
|
8 | 住宅ローンの契約 |
|
9 | 入居 |
|
10 | その後 |
|
つなぎ融資とは
住宅ローンの審査が通れば、一安心だよね。
でも融資が受けられるのは、家ができてからなのよね(上図を参照)。
え?!ローンがおりるの、そんな先なの?
施工会社への支払いとか、自己資金で足りるかな…。
だから、それまで「つなぎ融資」というのを利用するのよ。
住宅ローンは、申し込み後すぐに融資が受けられるわけではありません。
そのため設計・工事に関する中間金や残金の支払いには、一時的な「つなぎ融資」が必要になってきます。
ただし施工会社が金融機関から直接融資を受ける「代理受領」が可能なら、つなぎ融資は必要ありません。
利息分を節約する!住宅ローンの上手な返し方
住宅ローンも上手に返済すれば、利息分を節約することが可能です。
節約につながる住宅ローンの返済方法は「繰り上げ返済」と「借り換え」の2種類があります。
1)繰り上げ返済
繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別に、まとまった金額を返済することです。
ここでいう「まとまった金額」ですが、100万円以上に設定する金融機関が多いです。
元金に加え、利息分が減るのが特徴で、返済負担を大きく減らせます。
ボーナスが出るたびに、その一部を繰り上げ返済用に分けて取っておき、まとまった金額が貯まったら繰り上げ返済を行う家庭は多いです。
繰り上げ返済は早期に行うほどオトクです。
なお繰り上げ返済の方法には「期間短縮型」「返済額軽減型」の2種類があります。
「期間短縮型」の繰り上げ返済
総返済額を多く減らせます。
ただ一度期間を短縮すると、再延長できないことが多いです。
「返済額軽減型」の繰り上げ返済
毎月の返済額を減らせます。
ただ期間短縮型に比べて、総返済額の減りは少ないです。
2)借り換え
借り換えとは、低金利のローンに組み替えることです。
目安としては
- ローン残高が1,000万円以上
- 返済期間が10年以上残っている
- 借り換え後の金利が1%以上下がる
場合には検討してみると良いです。
住宅ローンの申し込みに必要な書類
住宅ローンに関する書類は、利用する金融機関やローンの種類によって異なるので、事前に把握しておく必要があります。
ここでは、一般的に用意する書類をご紹介します。
本人に関する書類 | 住民票の写し |
本人確認証(運転免許証・パスポート・住民基本台帳カード・個人番号カードなど) | |
各種健康保険証 | |
印鑑証明書 | |
収入証明関連書類(源泉徴収票・確定申告書・納税証明書など) | |
土地・物件に関する書類 | 建築・工事請負契約書 |
建築確認申請書 | |
建築確認の検査済証 | |
不動産登記簿謄本 | |
土地の公図 | |
地積測量図 | |
建物図面・各階平面図 | |
住宅地図または物件案内図 | |
自己資金を証明できる書類(金融機関の預金通帳など) |
自治体で発行してもらうもの、勤務先に依頼するものなど入手先は様々なので、段取りよく揃えていく必要があります。
発行後3ヶ月で失効する書類もあるので、要注意です。
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