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失敗談から学んだ、注文住宅で満足度の高い収納スペースをつくる5つのコツ

満足度の高い家にするために欠かせないものの一つが「収納スペース」です。

しかし敷地面積が限られていると、広い収納スペースを確保できない場合があります。

逆に、せっかく広い収納スペースを確保できても、使い勝手が悪く、不便を感じてしまう場合もあります。

広くても狭くてもダメなら、一体どうすればいいのでしょうか?

この記事では3つの失敗談を交えながら、注文住宅を建てる際の収納スペースのコツ5つを紹介します。

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失敗談1)収納スペースは広いのに、出入り口が狭かった

タクミ
タクミ

せっかく広い収納スペースを確保したのに、出入り口の間口が狭くて、大きな荷物が入らなかった…。

この失敗の原因は、荷物の大きさを測っていなかったことです。

  • 何を収納するのか
  • どのくらいの大きさの荷物を収納するのか

ただ収納スペースを確保するだけではなく、収納スペースに「何をしまうのか」を設計段階から考慮しておくことが重要です。

また収納スペースに取り付ける「」も重要です。

内部に開く開き戸の場合、ドアを開けた時の戸袋が必要になるため、収納スペースを圧迫します。

逆に廊下側に開く開き戸の場合、大きい荷物を収納する際にドアが邪魔になる可能性もあります。

おすすめなのは、スペースを取らず、荷物の邪魔にもならない「引き戸」や「折戸」などです。

失敗談2)電気をひかなかった

タクミ
タクミ

収納スペースに電気をひかなかったので、中が真っ暗で、荷物が見つけにくい…。

収納スペースで忘れてはいけないのが「電気をひくこと」です。

収納スペースが広くなると、収納できる荷物や家具も多くなります。

その際、荷物が多すぎて内部が暗くなってしまうと、中が見えにくく、荷物の出し入れが大変になります。

毎回、懐中電灯で照らしながら荷物の出し入れも可能ですが、その場合は片手が塞がってしまうので、大きな荷物や重い荷物は一人で出し入れできなくなり、かなり不便です。

広めの収納スペースには、きちんと電気を引いておくのがおすすめです。

また気をつけたいのが「コンセントの位置や数」です。

コンセントを設置したのはいいけれど、荷物の影にかくれて電源を取ることができないという失敗に陥っては意味がありません。

注文住宅だからこそ、コンセントの位置や数も自由に決められます。

使いやすさや収納する予定の荷物を考慮して考えてみてください。

荷物を置いても問題なく使えるように、天井にライトを埋め込んでもらったり、扉を開けたら自動的に照明がつく自動感知タイプのライトもおすすめです。

最適な位置にコンセントをつけるためには、やはり設計の段階でどのような荷物を置くのか決めておくことが欠かせません。

失敗談3)単純に荷物が多すぎた

タクミ
タクミ

そもそも荷物が多すぎて、収納スペースに収めきれない…。

適切な収納スペースを確保するには、収納スペースと荷物の量を把握することが大切です。

繰り返しになりますが、設計段階で「何をしまうのか」を考え、収納スペースにすべての荷物が収まりそうか、もし収まりそうになければ、どのくらいのスペースが追加で必要なのか計算してみてください。

もし荷物が多すぎるようなら、新居への引っ越しを機に、断捨離するのも一つの方法です。

リサイクルショップやフリマアプリで売れそうなものがあれば、積極的にお金にかえるといいです。

注文住宅の購入や新居への引っ越しには、お金がいくらあっても困りません。

注文住宅で満足度の高い収納スペースをつくる5つのコツ

イエ子
イエ子

注文住宅を建てる際に収納で失敗しないコツは、設計段階から収納する荷物のことも同時に考えておくことです。

  1. 図面の収納スペースに、荷物のサイズを記入しておく(坪数ではなく、幅や奥行き、高さを記入)
  2. モノを使う場所から収納する場所までは近いか(動線のスムーズさ)
  3. 収納スペースに余裕はあるか
  4. 収納扉は使いやすいものになっているか(引き戸など)
  5. 収納内部に照明や棚など、使い勝手の良さに見落としはないか

実際に新居での生活をイメージしながら、設計士さんと一緒に考えてみてください。


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