ハウスメーカーのカタログ・パンフレットで注意して読むべき場所は?

ハウスメーカーに資料請求したり、住宅展示場に足を運んだりすると、各社とも立派なカタログを用意しています。

しかも大手ハウスメーカーの場合、商品やテーマごとに何種類も用意されています。

そのため情報量の多さから「家の理想は広がるけれど、カタログのどこを重点的に読んだらいいの?」とかえって困ってしまうことがあります。

そこで、この記事ではハウスメーカーのカタログ・パンフレットの読み解き方トについてお伝えします。

目を通すべきカタログは2冊だけ

ハウスメーカーのカタログというと

  • 会社案内
  • 総合カタログ
  • テクニカルガイド
  • 商品カタログ
  • プラン集
  • インテリアカタログ
  • エクステリアカタログ
  • 住宅設備機器カタログ

など1社で様々なタイプのカタログが用意されています。

この中で読むべきカタログを厳選するとしたら

  • テクニカルガイド
  • 商品カタログ

の2冊です。

以下に理由と各カタログの読むべきポイントをお伝えしていきます。

テクニカルガイドで注意して読むべきポイント

テクニカルガイドで書いてあることは大体同じ

テクニカルガイドには、それぞれのハウスメーカーの基本となる技術や性能が詳しく解説されています。

いわば各ハウスメーカーの「標準仕様の解説書」なので、目を通しておくと安心です。

ただ各社のテクニカルガイドを取り寄せてみると分かるのですが、極端な言い方をすると、書いてあることは大体同じです。

なぜなら2×4工法ならば2×4工法で、ハウスメーカーが違ったところで、理論上は基本的な性能は変わるものではないからです。

特に基礎構造は「布基礎」か「ベタ基礎」を基本としているので、それほど大差はありません。

そのためテクニカルガイドは参考程度に目を通すだけで十分です。

「独自」「オリジナル」という表現に惑わされない

カタログを見てみると「当社独自の」「当社オリジナル」という表現が目につきます。

この表現方法は住宅に限った話ではありませんが、これも極端に言えば、大差はありません。

「独自の耐震技術」にしても「オリジナル免震システム」にしても、「耐震技術」「免震システム」の1バリエーションに過ぎません。

中でも特に気にとめる必要はないのが、「当社オリジナルキッチン」や「当社オリジナルパーツ」という設備やパーツに関する部分です。

ほとんどのハウスメーカーは、設備メーカーやパーツメーカーから部材を買っており、「オリジナル」はそのハウスメーカー用に別注でつくらせているだけのものだからです。

数字マジックに惑わされない

カタログには性能や技術力を語る数値が随所に示されてます。

特にテクニカルガイドにおいては数値のオンパレードです。

確かに具体的な数字で示されていると、言葉でつらつらと説明されているよりも納得しやすいです。

ただ住宅性能というのは、多くの場合、代表的なモデルによる理想値(あるいは実験値)です。

特定の性能項目について「A社は5、B社は2」のように大きな開きがある場合は性能に違いがあるかもしれませんが、「A社は4.5、B社4.2」のようにわずかな差の場合は神経質になる必要はありません。

耐震性のない家は日本では考えられない

「当社では地震に強い工法を採用」
「独自の耐震技術で」
「オリジナル免震システムを開発」

などカタログには必ずと言っていいほど地震に対する技術力や工法が強調されています。

ただ地震大国である日本において、地震に弱い家など初めから建てるはずがありません。

「モラルのあるハウスメーカーなら、地震対策はされていて当たり前」と言えます。

商品カタログの読むべきポイント

ここでのポイントは「商品カタログはあなたが好きな家の傾向を見い出すためのもの」ということです。

商品カタログには、おしゃれで素敵な外観・室内の写真が並んでいます。

ただ、それら写真はあくまでもイメージを膨らませて、好みを見い出すためのものと割り切るべきです。

なぜならカタログに掲載されている家と、これからあなたが建てる家は絶対に違うからです。

ハウスメーカーを絞り込むおすすめの方法

家づくりを始めるにあたり大切なのは

  • あなたはどんな家が理想なのか?
  • その理想の家づくりを得意とするハウスメーカーはどこなのか?

を知ることです。

そのため相談するハウスメーカーを絞り込む方法として

  1. 商品カタログを見て「これは好き、これは嫌い」と直感的に写真を選別する
  2. 「好き」に選別された写真が何枚あったか、各ハウスメーカーごとに数える
  3. 上位3社はあなたと好みが似ているので、一度相談をしてみる

という流れがおすすめです。

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