Q値U値C値に着目したハウスメーカー選びで年間光熱費を節約

家を建てようと思って調べ始めると、様々なハウスメーカーや工務店が存在し、その数の多さに「何を基準にハウスメーカーは選んだらいいの?!」と悩むことがあります。

そこで選択基準の一つとして「Q値、U値、C値」という指標が存在するのをご存知でしょうか?

指標一つに着目するだけで、年間数十万円も年間光熱費の節約が可能になります。

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Q値・U値・C値とは

Q値・U値・C値はハウスメーカーのカタログに示されることが多いです。

Q値とは

Q値とは「熱損失係数(W/㎡・K)」を表しています。

Q値が示す効果として、Q値が低ければ低いほど、水筒の魔法瓶のように保温性・保冷性が高く、光熱費が節約されます

U値とは

U値とは「外皮平均熱貫流率(W/㎡・K)」を表しています。

U値が示す効果として、U値が低ければ低いほど、外からの熱や寒気を取り入れにくくなります。

U値はハウスメーカーの差が出づらいため、同等の数値が多いです。

C値とは

C値とは「延床面積あたりの隙間量(㎠/㎡)」を表しています。

C値が示す効果として、C値が低ければ低いほど、家の隙間が少ないため、隙間風が少なく光熱費の節約になります。

またC値が低ければ、気密性が高く防音性も高いと言えます。

鉄骨の家の場合、C値の数値が高い傾向にあるので、ハウスメーカーによっては表示していません。

イエ子
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つまりQ値・U値・C値が小さければ小さいほど、耐熱性・気密性に優れ、住むのに快適な家であると言えます。

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次世代省エネ基準をご存知ですか?

次世代省エネ基準とは、2020年よりQ値を2.7以下にするなど様々な基準が定められます。

Q値を下げることによって電気代の節約になるため、国を挙げて省エネ対策をしてくことになります。

そのためQ値が高い住宅を建ててしまうと、もし将来その住宅を売却しようとした場合、2020年より価値が大幅に下がる恐れがあります。

11万円も年間光熱費が節約できる?!

一般住宅の場合、年間光熱費の平均は約20万円です(2016年度「総務省統計局の家庭調査」より)。

それに対してQ値が0.9以下の場合は年間光熱費が9万円程度になるため、年間11万円も節約できます

各家庭で約10万円も光熱費が抑えられるので、国全体という視点で考えてみると大幅に省エネ対策が期待できます。

新居の性能を検討する際には、現在のあなたの家での年間光熱費を一度計算されてみるのもおすすめです。

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性能数値に関する営業トークには注意を

メーカーとしての信頼度も大切ですが、担当する営業によっても家づくりは変わってきます。

敢えて専門的な話を避けていたり、うわべの話が多い営業は信頼できません。

例えば「C値が高い場合、風通しがよく結露がしづらい」と説明があります。

しかし結露とは外の冷たい空気により中の暖かい空気が冷え、水滴となってしまう現象です。

窓ガラスで結露が起こるのは、部屋の暖かい空気が外気によって冷やされた窓ガラスと接触するからです。

これを防ぐにはサッシが冷えることを防止するのですが、風通しがよくなることで温度差が広がるので逆効果です。

C値が高い場合、隙間が多いので家の内部結露が生じ、家全体の腐食の原因になります。

専門的な知識を持たず、契約を急がせたり、値引きを理由に契約をしつこく迫ったりする営業もいますが、まずは冷静にQ値・U値・C値などの数値を参考にしてください。

営業との相性はとても大切で、こちらの希望を理解してくれているか否かによって、家づくりが大きく変わってきます。

ハウスメーカーが気に入っていても、営業との相性が悪ければ理想の家づくりは難しいので、担当を変えてもらうことも必要です。

おすすめのハウスメーカーはどこ?

主要ハウスメーカーの中で、どのハウスメーカーが数値に優れているのか、下記ランキングにまとめましたので参考にしてください。

順位ハウスメーカーQ値U値C値
1一条工務店(i-シリーズ)0.510.280.61
2一条工務店(夢の家シリーズ)0.980.61
3スウェーデンハウス0.980.73
4土屋ホーム1.231.0
5新昭和1.340.39
6ミサワホーム1.370.40
7三井ホーム1.420.43
8セキスイハイム(グランツーユー)1.60.430.99
9三菱地所ホーム1.6
10積水ハウス(プレミアム)1.6
11トヨタホーム1.86
12住友林業1.920.465.0
13セキスイハイム(鉄骨系)2.10.872.0
14大和ハウス2.230.87

Q値とC値に着目することで、気密性と保温性が高いハウスメーカーを限定することができますが、窓の材質・構造・数によっても変化してきますので、一概に数値通りの家が建つとは言い切れません。

予算を抑えるために断熱材を変更する場合は、Q値が大幅に高くなってきます。

一般的に使われる断熱材はグラスウールというものになりますが、グラスウールにも様々な種類があるので、今の予算でどのような素材が使われているか確認が必要です。

Q値・U値・C値に着目したハウスメーカー選び

家を建てることは一生に一度の大きな買い物です。

後から後悔しないためにも、外観のデザインやインテリアの好みだけでハウスメーカーを選ぶのではなく、Q値・U値・C値に着目することも快適に暮らせる家づくりのために重要です。

営業担当者に任せきりではなく、時には自分で調べて、意見を出して、「家に帰るのが楽しみ」と思えるような家を完成させてください。

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